爪を削らないパラジェル。削らないのに本当にもちがいいの?

パラジェルとは、数多く発売されているジェルブランドの中のひとつです。
通常のサンディング(ベースジェルを塗布する前に爪の表面を削ること)必要のジェルはそれをすることにより、ジェルと爪の定着を良くします。
パラジェルはサンディング無しでもパラジェル独自の成分により、爪とジェルを吸盤のように定着させることができるため、爪のダメージが少ないのに三週間ほどのもちを実現することができます。
今は、ネイルをする方の多くがパラジェルという言葉をご存知で、当サロンにお越しいただくお客様から、「パラジェル取り扱ってますか?」と聞かれるので、皆様の関心度が高いことが伺えます。
パラジェルのメリット
パラジェルの最大のメリットは、「爪の表面を削らずに施術出来る」ことです。
例えば、「自分の結婚式のため、一回だけジェルネイルがしたい。でも仕事がネイル禁止なので二週間ほど付けてオフしたい」と来店されるお客様もみえます。
その時はパラジェルをお勧めしています。
爪の表面を削らずジェルをつけた場合、アセトンでオフしても爪のダメージは少なくすみます。
これが、表面を削るジェルをつけていた場合、オフした際、爪は白くなり、少しの衝撃ですぐ折れてしまったりということが起きてしまいます。
爪の表面を削らないだけで、オフ後のダメージに大きな差が生じます。
パラジェルのデメリット
パラジェルのメリットにも書いている通り、爪を削らないので傷みにくいです。
しかしデメリットとしては、パラジェルは水仕事や衝撃に弱く、伸びてきた際にご自身で爪切りで切ってしまう方もおられますが、爪切りのパチンという衝撃で、ジェルと爪が離れてしまうことがあります。
水仕事に弱いというのは全てのジェルに当てはまるとは思いますが、パラジェルも然りです。
伸びてもご自身で切ることはお勧めしません。
パラジェルは取れやすい?
ネットなどで「パラジェル」と検索すると、「パラジェル取れやすい」とよく見かけます。
当サロンでパラジェルを付けるお客様のもちを見ていると、色んな爪のタイプによってもちが変わると認識しています。
もつタイプ
・爪が健康で傷んでいない。
・爪に厚みがある
・爪質が硬い
などがあると思います。
次にもちにくいタイプ
・爪の傷みがある。
・爪が薄い
・爪質が柔らかい
など。
これに加えて、個人の生活環境ももちに大きく影響します。
指先を大事に扱う方はとてももちがいいです。
・洗い物などするときはゴム手袋を使う。
・缶詰などを開ける時は爪を使わず道具を使う。
・指先を乱雑に扱わない。
などが挙げられます。
持ちを悪くする動作
・素手で水仕事をする。
・段ボールなどをよく扱う仕事に就いている。
・シールなどを剥がす時つい爪を使ってしまう。
などが挙げられます。
まとめ
パラジェルは扱うのが難しいプロフェッショナルブランドです。
正しい知識を持った者は「パラジェル認定サロン・登録サロン」に在籍していることが多いので、そちらのサロンを探して行ってみることをお勧め致します。
プレシャスネイルはパラジェルのスクールにて必要コースを受講し、正しく扱える資格を持ったスタッフが在籍しております。ご興味のある方は是非ご予約をお待ちしております。
パラジェルに限らず、全てのジェルネイルに言えることは、指先に気を使い、丁寧に扱えばもちは良くなるということです。
毎回オフして新しいジェルを付けるのであれば、削らないパラジェルはとても良いと思います。
ただ、今はオフの方法にフィルインという、ベースを一層残してその上を削り、新しいベースジェルを付けるというものが出てきました。
その技法であれば、爪を削ることに大きな抵抗はいらなくなります。
フィルインについても別に詳しく書いたページがございますので、そちらも併せてご覧ください。